メタボリックを治療するサプリの解説!

どうも、三吉祐司です。

今日はメタボリックシンドローム、つまりは肥満の治療についての情報を発信しようと思います。

基本的には痩せたきゃ運動と食事療法が基本になるんですが、人によってはやり方を間違えてしまい、食べなさ過ぎて栄養失調で太る事もあります。

過度なダイエットをする事で基礎代謝が下がり、痩せたいのに、食べてないのに痩せれないと苦しんでる方もいます。

例えば体調を崩して運動そのものが難しくなったら痩せるわけもないし、食べなさすぎると、脳が栄養が足りないと判断し、内臓の動きを少なくしようとして省エネモードになってしまいます。

食べる時はしっかり食べて、脳には栄養が足りないと思わせないようにしなければいけないです。

そもそも消化器官がフル稼働すれば、胃や腸だけでフルマラソンと同程度のカロリーを消費するのですから。

それはともかく、今日はサプリメントの話です。

痩せるサプリメントと聞いたら怪しく感じますよね?

はい、僕も怪しく感じます。

実際に様々な広告で、これを飲んだら痩せるとかって見ても、バカバカしいと思うタイプです。

ですが、科学的に正しい痩せるサプリメントを証拠付きで今日は解説しようと思います。

では結論から。

メラトニンのサプリメントでメタボリックシンドロームや二型糖尿病の治療に効果がある。

では解説していきましょう。

2014年の無作為化比較試験によると、メタボリックシンドロームの人を39名集め、8mgのメラトニンを飲ませたグループと、痩せるサプリメントとだけ伝えて別の物を飲ませたグループに分かれ、10週間の治験を行った。

その結果、メラトニンを飲んだグループは平均でウエストが-1cm細くなり、そうでないグループは逆に1cm太くなった。

【アビナフ・ゴヤル(エモリー大学委託部循環器内科)、ポールDテリー(テネシー大学外科、公衆衛生部門)、ヒラリー・スパーク(エモリーロリンズ公衆衛生学校生物統計学、バイオインフォマティクス学科)、クリスティン・L・ネル(心臓病予防の専門家)、リタム・チョードリー(エモリーロリンズ公衆衛生学校疫学部)、ローレンス・S・フィリップス(エモリー大学医学部内分泌学科)、マイケル・H・クトナー(エモリーロリンズ公衆衛生学校生物統計学、バイオインフォマティクス学科)】

そこでこんな声が聞こえてきそうなので答えておく。

「たったの-1cmかよ」

そうです。

-1cmですが、ようは食事指導を行った訳ではなく減ったという事が重要なのです。

決して魔法の薬ではありませんし、誇大広告するつもりはありません。

しかし、長年太り続ける食生活を続けた人たちが、食の指導なしにサプリメントで痩せた事実は無視できません。

ダイエット効果は補助的でありながらも、確かに効果は出るのです。

本来の用途としてのメラトニン

近年では、メタボリックシンドロームや糖尿病の治療効果もあると言われていますが、本来のメラトニンとは松果体(しょうかたい)で作られる睡眠のためのホルモン物質です。

つまり、睡眠の改善の為にこそ使われるべきサプリメントなのです。

2001年の、【時差ボケの予防と治療のためのメラトニン】という論文でも、航空旅客、航空スタッフ、軍人を対象にプラセボと比較して実験を行い、メラトニンを0.5mg~5mgの投与で、幸福感、日中の疲労感、睡眠の開始と質、心理的機能、体内時計の修正などが改善する事が分かった。

その際に、5mgの方が眠りが早くなり、5mg以上の投与は意味がないという事が分かった。

メラトニンで老化予防

1996年の【老化のためのメラトニンの補足】という論文によると、若い松果体が古い動物に移植された場合、老化が遅延し、寿命が延長したとあります。

つまり、若くあろうと思ったときに、松果体が正常に機能している事が重要なのですが、メラトニンは松果体で作られ、抗酸化作用や、抗炎症作用、さらにミトコンドリア機能を改善することで松果体を正常にします。

さらにアポトーシス(プログラムされた細胞死)が正常になり、ウイルスに感染した細胞や、癌細胞をやっつけ、健康な細胞がアポトーシスするのを防ぎます。

トリプトファンではだめ?

必須アミノ酸であるトリプトファンは、セロトニンとメラトニンの材料になります。

では、メラトニンのサプリメントではなく、トリプトファンのサプリメントを飲んでみてはどうか?

そういった実験が実際に2017年に京都大学で行われています。

結論としては、朝食で1000mgのトリプトファンを摂取しても、夜間のメラトニン分泌には影響しないという結果がでました。

それよりも、ちゃんと日中に明るい光を浴びる事と、夜間は暗い部屋で過ごす事の方が分泌量が増えるという結果になりました。

メラトニンの過剰摂取の症例

米国の66歳の男性が、24mgのメラトニンを服用して睡眠をしたところ、無気力になり、方向感覚をうしなったと報告がありました。

彼は日常的にベンゾジアゼピン系の鎮静剤も使用しており、その相互作用と過剰摂取により症状が現れた可能性があります。

その他の急性中毒の症例は報告されていませんので、5mgぐらいまでを適正として使用していれば問題はありません。

メラトニンの効果を高める

「メラトニンは睡眠の為に飲むのだから、カフェインは控えなければならない。」という風に、少し前の僕は考えていました。

ところがお医者さんのご指摘がありまして調べてみたところ、メラトニンとカフェインは相互作用がある事が分かりました。

2020年のトルコの論文では、カフェインとメラトニンの相互作用により、抗酸化物質を強め、脳組織への酸化ストレスを減らすとあります。

さらに、1999年の韓国の論文では、メラトニンとタウリンの相互効果により、脂肪過酸化を50%も減少させることが分かりました。

高血糖に関連する糖尿病は酸化ストレスによるところもあり、メラトニン治療の補助としてのタウリンやカフェインを再評価しました。

ではそろそろ本日のまとめの結論に入りたいと思います。

最大5mgのメラトニンで糖尿病や老化や睡眠障害の治療になり、運動や食事療法と組み合わせることで効果的に肥満解消ができる。

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参考文献

Melatonin supplementation to treat the metabolic syndrome: a randomized controlled trial

Melatonin and taurine reduce early glomerulopathy in diabetic rats

Melatonin Supplements for Aging

Can tryptophan supplement intake at breakfast enhance melatonin secretion at night?

Problems in assessment of acute melatonin overdose

Melatonin for the prevention and treatment of jet lag

Melatonin mitigates mitochondrial malfunction

Biochemical Effects of Caffeine and Melatonin on RAT
Embryo Brain

現代人は飲もう!実はメラトニンは凄い!

どうも、三吉祐司です。

今日はメラトニンというホルモンの話をしようと思います。

そもそもメラトニンとは何ぞや?と思われるでしょう。

メラトニンとは1950年に発見された松果体(しょうかたい、脳の部位)や皮膚や腸などで作られるホルモンの一種です。

人間は元々メラトニンを精製するシステムがあるのですが、その為には日中にしっかり日光を浴びて、夜は暗い部屋で過ごさなきゃいけません。

夜に暗い部屋で過ごして、やっとメラトニンがドバドバと出て、深い眠りにつけるのです。

蛍光灯や電球やLEDライトでも影響を受けるので、明かりをつけるわけに行かないし、夜にスマホをいじるなんてもっての外です。

そこでこんな反論がくると思います。

「いやいや、そんなの無理に決まってんじゃん」

その通り、実際に僕も無理です。

ではどうすれば良いのかを結論からお話します。

もうサプリメントで飲んでしまえ!

サプリメントで飲んだメラトニンの効果でも、睡眠導入がスムーズになり、深い眠りにつける事が分かっています。

病院で処方されるベンゾジアゼピン系睡眠薬だと成長ホルモンがそんなに出ないので疲れがとれないですが、メラトニンならぐっすり寝れて疲れもしっかり取れます。

さらに、睡眠の質が上がることで判断や思考が正常になり、体脂肪率が減って筋肉量が増えるなどの効果もあります。

そんなメラトニンですが、ただ寝れるサプリメントだと侮る事なかれ。

その他の効果を今から解説します。

メラトニンの凄い効果

・強力な抗酸化作用
・ミトコンドリアの保護と機能改善
・強力な抗菌作用

では解説していきます。

・強力な抗酸化作用とミトコンドリア機能改善

この二つは密接に関わっているので一緒に説明します。

メラトニンがあらゆる酸化ストレスから守る事が様々な論文に書かれています。

【2005年、テキサス大学、Melatonin mitigates mitochondrial malfunction】の論文によると、メラトニンがミトコンドリアの機能を改善すると書かれています。

それにより、パーキンソン病、アルツハイマー病、てんかん、加齢、敗血症を防ぐとされています。

これはアポトーシスという、人間本来に備わっている細胞の自然死が関わっています。

アポトーシスが正常におこらないと、癌、自己免疫疾患、ウイルス感染の拡大を引き起こし、一方で過剰になるとパーキンソン病、てんかん、のような神経変性障害や、虚血性疾患(動脈硬化や心筋梗塞など)、さらにはAIDS(エイズに似た性質の免疫疾患)を引き起こし、あるいは増強します。

人は誰でも毎日何千という癌細胞を作り出しているし、毎日細菌やウイルスが体に侵入するので、悪さをするようになった細胞組織はプログラムで自然死させなければなりません。

そんな時にメラトニンが活躍するのです。

その観点から見て、メラトニンが癌の治療薬としても注目されています。

【実験生物学のインドジャーナル、2002年、ページ668~679】で紹介された論文でも同様の事が書かれています。

さらにメラトニンを薬として使用することで、時差ボケ、睡眠障害、交代勤務障害、季節性情動障害(冬季うつなど)に効果があるとされます。

食事から摂取する方法も書かれており、ビタミンCはメラトニンの障害を治療するために使用できるのでフルーツをよく食べる事と、ピーナッツ、大豆、ヒマワリの種、アーモンド、ブドウなどは高濃度でメラトニンが含まれているとの事です。

何かの参考になればと思います。

ただ、実際に僕も試しましたが食事だけでは頑固な不眠症が改善しなかったので今はメラトニンのサプリを使用しています。

・強力な抗菌作用

先ほどにも少し述べた通り、ウイルス感染に対して十分な効果が期待できます。

というのも、様々な感染症への治療方法として、カスパーゼ阻害薬(アポトーシスを意図的にさせる薬)や、エイズウイルスに対してはプロテアーゼ阻害薬(感染した細胞が分裂するのを防ぐ薬)などを利用し、体からウイルスを排除したり、そもそも増やさないというアプローチをしたりするのだけど、面白いことにメラトニンにはアポトーシス促進効果と同時に、正常な細胞に対しての坑アポトーシス作用もある。

本当にそんなに効果があるのか。

これだけ話すと効果が凄すぎて疑問の声が上がると思う。

「本当にそんな効果あんの?過剰に言ってない」みたいな。

実はその議論は昔もあり、1995年にマサチューセッツ総合病院と、ハーバード医科大学が【メラトニンの狂気】という論文を発表している。

そこでは、メディアがメラトニンを過剰に取り上げすぎてるのではないのか?本当に治療効果はあるのか?という疑問から始まり、実際に調査してまとめている。

そこではメラトニンの投与でマウスの寿命が延びた事や、エイズやアルツハイマーなどの治療にも役に立つと断言されています。

どうしてそんなに効果があるのか。

やはり太古の祖先から現代人までずっと、病と闘うために使われた重要なホルモンだからなのではないだろうか?

あのウイルスの治療に使えないの?

実は、メラトニンをCOVID-19の治療に使えないのか?というのは、まだデータは少ないが臨床試験も行われている。

つい最近(2020年8月8日)の論文では「COVID-19の治療法は無く」と、されながらも、スペインの医薬品医療機器庁(AEMPS)によって、早期発症者に静脈注射にてメラトニンの注射製剤をしたところ、有効ではないかとされた。

しかしまだデータが少ないので断言はされていない。

とりあえず、今日のまとめの結論に入りたいと思う。

深い眠りも健康的な生活もメラトニンが重要

ちなみに【メラトニン サプリ】と検索したら色々出てくるが、国内メーカーが売ってるものではなく、海外からの輸入品を買わないと違う成分の物が届いたりするので注意。

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参考文献

Melatonin mitigates mitochondrial malfunction

Melatonin Madness

Clinical trial to test the efficacy of melatonin in COVID‐19

Melatonin oxidative stress and neurodegenerative diseases

ノコギリヤシの効果、若々しい男性でいたい

どうも、三吉祐司です。

今日は男性の若々しさに関係する男性ホルモンについてのお話です。

若いうちは代謝も高く、筋肉もつきやすく、髪もフサフサ(もちろん例外はある)なのが普通ですが、中年になって、肉体は衰えて、薄毛になり、トイレが近くなったという人も多いのではないでしょうか?

しかし、出来ればいつまでも若々しく健康に過ごしたいもの。

そこで、今日も海外の論文を参考に、中年の悩みを解決する選択肢の一つを紹介したいと思います。

では結論から。

男性ホルモンの低下は前立腺肥大が原因の場合がある

これだけだと「いや、どういう事?」と思われる方も多いでしょう。

まず前提として、男性ホルモンにはテストステロンと、ジヒドロテストステロンがあります。

テストステロンは95%が精巣で作られています。

そして、テストステロンが前立腺に取り込まれて代謝される事でジヒドロテストステロンが作られるわけです。

このジヒドロテストステロは、悪玉男性ホルモンと表現される事もあります。

本当に悪玉かどうかはおいておいて、ようは、重要なテストステロンが減少する事に問題があります。

テストステロンが前立腺で代謝され、テストステロンの総量が減り、男性更年期障害や、老化の原因につながったりします。

良くある症状としてはヒゲや体毛が濃くなって、逆に髪の毛は薄くなるとかですね。

あとは、気分が落ち込みやすくなったり、筋肉がつきにくくなったり、頻尿や尿漏れの症状が出たり。

つまり、前立腺肥大を改善する事で若々しくなれる可能性があるのです。

そこで、効果のあるサプリメントを紹介すると、ノコギリヤシというのがあります。

「いやいや、そんな怪しいの効果あるわけねえじゃん」という反撃もあると思います。

確かに、ノコギリヤシの効果効能を否定している泌尿器科もいるのは確かです。

実際に【2006/2/9 クリストファーケイン医学博士と、ジョン・ノイハウス博士】の一年間のRCTでは、尿の症状を改善する証拠が見つからなかったとあります。

その一方で、2001年の系統的レビューで、ノコギリヤシが軽度から中程度の尿の症状の改善をする可能性があると示唆されています。

全ての方に効果があるとは思いませんが、ノコギリヤシは外国では科学的に効果効能のある漢方薬として使用されているのも確かです。

ノコギリヤシの効果

【2002年のエセクター大学(イギリス)】の系統的レビューによって、以下の事が分かりました。

ノコギリヤシについて、良性前立腺過形成(前立腺肥大)の治療効果について、サンプル数2939人、18のメタ分析(論文をまとめた論文)にて、プラセボよりも治療効果が確認されました。

ノコギリヤシの効果として、テストステロン代謝の阻害や、抗炎症を確認できたとの事。

つまり、凄く分かりやすく言うと、男性の老化にかかわるホルモンが減少するという事になります。

ただし、副作用や、飲んではいけない人もいるので注意しておきます。

ノコギリヤシの副作用と飲んではいけない人

ノコギリヤシの副作用として、以下のことがあります。

・下痢
・頭痛
・緊張
・吐き気

これらの症状が頻繁に現れた人は注意が必要かもしれません。

それと、出産年齢の女性に関しても、服用は辞めた方がいいと紹介されています。

ノコギリヤシは重要な選択肢の一つ

通常、前立腺の問題については泌尿器科を受診した方が確実です。

肥大しているかは検査を受ければ分かるし、効果が怪しいサプリメントよりも医薬品の方が効果は確実です。

それでもノコギリヤシは重要な選択肢になるのです。

何故なら検査の際には下半身を見せなければならないし、前立腺の確認のために肛門に指を入れられて触診されるから、普通の人には中々抵抗感がありますよね。

明らかな症状が出ていて、一度だけの触診と投薬で終わるならいいですが、何度も通ってとなると苦痛だと思います。

家族に治療をばれたくない人もいるでしょう。

何故なら、薄毛や頻尿や前立腺の問題というのはとてもデリケートな問題ですから。

まずノコギリヤシを試し、効果が出るかと、副作用が出ないかを確認してからでも泌尿器科への受診は遅くないと思います。

その他の方法

一応ノコギリヤシ以外でテストステロンを増やす方法もあります。

前立腺に問題がない場合、そもそもテストステロンをあまり作られなくなっている可能性もありますので、そんな場合は運動をするようにしてみてください。

筋力トレーニングをする事でテストステロンが増える事は分かっています。

あるいは、少しのストレスを感じる事も有効とされています。

命の危険を感じる状況下だとテストステロンが増えるので、バンジージャンプがいいとか、格闘技がいいとか、断食がいいとか色々ありますが、まあその辺は今度ゆっくり調べてみます。

それでは今回のまとめの結論

前立腺の検査は恥ずかしいので、ノコギリヤシも重要な選択肢になる


参考論文

Saw Palmetto for Benign Prostatic Hyperplasia

The Risk–Benefit Profile of Commonly Used Herbal Therapies: Ginkgo,
St. John’s Wort, Ginseng, Echinacea, Saw Palmetto, and Kava